JavaScriptとは？

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コラム
JavaScriptとは？

JavaScriptとはWebページに対して多種の機能を備えることができるプログラミング言語です。主にフロントエンド言語として使用されていましたが、近年ではサーバサイドとして使用されることも増えてきており、フロントエンド・サーバサイド両方で使用できるので非常に人気が高まってきている言語であるといえます。

Webページ作成に使用されることが多いので、主にHTMLとCSSと共に使用されます。役割としては、HTMLがWebページの構造構築を担うのに対し、CSSはWebページのレイアウト・スタイリングを行います。 JavaScriptに関しては Webページの動的部分の構築を実施します。上記よりWebページを作成するには、HTML/CSS両言語の知識も必須であるといえます。また、Node.jsと呼ばれる環境が登場してからJavaScriptがサーバサイト側で使用されることも増えてきました、高速かつ同一言語によるコストも同時に行えるという利点を持っています。

この2つの特色を兼ね備えた言語がJavaScriptになります。以下ではJavaScriptの主にフロントエンド側の役割について述べていきます。

JavaScriptの環境に関して

JavaScriptの使用には、特別な環境は必要ありません。Google Chrome上でコードの挙動を確認できます。またテキストエディタ等を用いてHTML・CSS・JavaScriptのファイルをまとめ、各ファイルを連結させてHTMLを実行することでも挙動が確認できます。JavaScriptのコード記述には、Visual Studio Code(VSCode)やAtomといったテキストエディタが用いられています。

JavaScriptの使用例

JavaScriptには多様な機能が搭載されています。以下に示すのはほんの一例ですが、よく見かけるものにも使用されていることがわかります。

①Web上のアニメーションやスクロール等に用いられています。Web上での文字・画像の移動、ボタンをクリックしてイベントの処理が可能です。これを利用してタイトルに動きをつけたり、画像の遷移なども容易に行えます。

②JavaScript上で日時取得も可能なので、数字を表示してカウントダウン機能を搭載することや、リアルタイムで変化するグラフの表示なども可能です。

③Googleドキュメントの機能拡張に用いられます。Googleドキュメント・シートには、各自で機能を拡張することができるスクリプトエディタが備わっています。用いる言語はGoogle App Scriptですが、ベースとなる言語はJavaScriptになります。シートとドキュメントの連結・アンケートの送信が実際に行われた時に確認できる自動返信機能等も備え付けることができ、非常に有用なものになっています。

④フレームワークやライブラリも搭載しているので、それらを利用してペイントツールや、データの並び替え、検索機能を搭載することも可能です。例としては、ブラウザに依存せず、効率的にコードを出来るJQuery、テキストボックスやボタンを多用するWebページの作成を効率良く行えるReactが高い人気を持ちます。

Javaとの違いとは？

初めにJavaScriptを知った時には、Javaに似ているものだと思っていましたが、そのようなことはなく、JavaとJavaScriptは大きく異なるものです。文法も異なりますが、使用用途も以前は異なっていました。Javaはサーバサイド寄り、JavaScriptはフロントエンド寄りの言語になります。Webサイト・Webページを作成はJavaScriptを使用し、業務系・組込み式アプリケーションの作成はJavaを使用することが多かったようです。

実体験ですが、私自身、Javaの勉強をもともと行っており、似ている言語と勘違いし、更にWebの構築に興味があったためJavaScriptの勉強も始めました。初めは上記記載の認識レベルだったため、修飾子の違いや変数設定に違いがあり、戸惑ったものの、条件分岐や繰り返し処理などは共通部分が多かったので、処理方法に関しては理解しやすかったと思います。Java大きな違いはやはりHTMLの組み込みだと思います。この部分を学び始めてからJavaScriptの本領発揮という印象を受けました。また、コードを記述し挙動を確認することでWeb上での動き方がわかり、よくあるWebページの構築を担っている言語であると再認識できました。

まとめ

今回はJavaScriptの概要について記載しました。近年においてWebページ作成には欠かせない言語になってきています。自分自身で動的なWebを構築してみたい方はJavaScriptの勉強を始めて見てはいかがでしょうか？ご拝読いただきありがとうございます。