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IT系の資格を取得して、就職・転職を有利に進めたいけどIT系の資格は種類豊富で、どう選べばいいのかわからない。そんな方にわかりやすく資格の種類などを簡潔にご紹介いたします。ぜひ資格を選ぶ際に参考にしてください。

資格取得のメリット

資格の取得には様々なメリットが存在します。それらメリットを交えて資格の必要性についてご紹介していきます。

スキルを客観的に証明できる

就職などであなたが自分を企業にアピールする際、自分がどんなことができるか口で説明してもうまく伝わらなかったり、疑われるかもしれません。しかし資格を持っていれば第三者があなたが持っているスキルを証明してくれるのです。 まだ面接で自分でアピールできればいいですが、資格を持っていないために書類審査で落とされるかもしれません。ですので資格は他者に自分をアピールする際にとても重要になります。

学ぶべき知識が搾れる

今はどんな知識でもインターネットで調べることができます。しかし基礎知識がない状態でインターネット上の情報を参考にしようとしても、そもそも現在の自分に必要な知識がわからず、情報をバラバラにインプットしてしまう可能性があります。 しかし、資格は学習範囲が決まっているので、何を学べばいいのかが明確です。そのため資格取得を目指して学習することで、効率よく必要な知識を学ぶことができます。

就職や転職に有利

例えばあなたが就職や転職するために企業に応募したとします。あなたは様々な知識を持っているが資格は取得していませんので、履歴書の資格の欄に何も書けません。そんな履歴書を面接官に見せることになるのです。そして面接官は履歴書一枚であなたという人を判断するわけですので、書類審査の時点で不合格になる可能性が高いでしょう。あなたのスキルを正しく評価するためにも資格はとても有利に働いてくれます。

資格手当がもらえる

資格の中には持っているだけで資格手当が貰えるものもあります。例えば、基本情報技術者、応用情報技術者試験、ITパスポート、情報処理安全確保支援士などが挙げられます。もちろんこれ以外にも企業によっては設けている場合があります。 そして金額ですが企業により様々です。月々貰えるものもありますが、一時金で貰う場合もあります。気になる方はご自身の会社や応募しようとしてる企業に聞いてみて下さい。

ITの資格の種類

ここまで読んでくださった読者様なら資格を取るメリットについては理解していただけたと思います。でも資格といっても様々でどんな資格がどんな職種に有利なのかわかりづらいと思いますので資格の種類や活かせる職種についてご紹介します。 まず資格は大きく「国家資格」と「民間資格(ベンダー資格)」に分かれます。

国家資格

国家資格の特徴としては、特定の製品に特化しない知識を得られ、有効期限はありません。民間資格よりも受験料は低い傾向にあります。いくつか例を挙げるなら「ITパスポート」「基本情報技術者」「ネットワークスぺシャリスト」などが挙げられます。幅広い知識が求められますので、民間資格より少し難易度は高い傾向です。

民間資格(ベンダー資格)

民間資格の特徴は企業が自社製品に関する知識・技術が一定水準以上あることを認定するもので有効期限が設けられており更新が必要です。受験費用は比較的高額ですが、試験内容は製品の知識に限られるので難易度は比較的簡単なものもあります。いくつか例を挙げるなら「オラクルマスター」「オラクルJava認定試験」「マイクロソフト認定試験」などがあります。

職種とおすすめ資格

ただ資格を取ればいいというわけではありません。資格にはそれを活かせる職種があります。今度は職種別におすすめな資格をいくつか紹介していきます。ご自身の興味のある職種に有利な資格をきちんと選んで取得していきましょう。

エンジニア系

・情報セキュリティスペシャリスト 情報社会で不可欠な情報セキュリティを担当します。 情報システムの基盤を整備し、専門家として情報セキュリティ管理を支援する人のための国家資格です。合格率は約15%と低いですが、情報セキュリティを扱うエンジニアとしては取得しておきたい資格です。 ・ネットワークスペシャリスト 情報通信ネットワークの設計・運用を担当します。 ネットワークに関係する固有の技術を活用し、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う人のための国家資格です。合格率は約14%と難易度が高く、この資格を持っていることで就・転職が有利になったり、人事評価に繋がるケースも少なくありません。 ・データベーススペシャリスト ビッグデータ時代に重要な役割を担うITエンジニアです。 データベースに関係する固有の技術を活用し、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う人のための国家資格です。合格率は約14%で、こちらも難易度が高い試験です。

マネージャー系

・システム監査技術者 独立した立場から情報システムを総合的に評価するのが役割です。 情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守においてセキュリティ機能の実現を支援、あるいは情報システム基盤を整備して、専門家として情報セキュリティ管理を支援する人のための国家資格です。合格率は約14%です。 ・ITサービスマネージャー 品質とコスト効率の向上を目指すのが役割です。 情報システム全体について、安定稼働を確保し、障害発生時においては被害の最小化を図ります。また、継続的な改善、品質管理など、安全性と信頼性の高いサービスの提供を行います。合格率は約14%です。 ・プロジェクトマネージャー 開発プロジェクトの責任者です。 プロジェクト全体の意思決定を実行し、品質・コスト・納期に全責任をもち、前提・制約条件の中でプロジェクトを確実に成功に導き、プロジェクトメンバーを成長させるマネージャーを目指す方におすすめの国家資格です。合格率は約14%です。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回ご紹介した資格や職種はごく一部でこれ以外にもまだたくさんの資格があります。これら以外も気になる方はぜひ一度調べてみてください。